たいてい旅日記

主に海外旅行の旅行記を写真を交えて書いています

トルコ旅行記 2014 (7) セルチュク

スポンサーリンク

この日はセルチュクへ行ってエフェス遺跡のツアーに参加、夜には再び夜行バスでイスタンブールへ移動します。

下記記事の続きです。

taitabi.hatenablog.com

セルチュクへ移動

前日に申し込んだエフェスツアーに参加するため、4:30起床。
眠い!
しかも部屋になんか蚊のような虫がいたらしく、噛まれるわ耳元でうるさくされるわで、よく寝付けませんでした。

とりあえず荷物をまとめ、ホテルから朝食代わりにパンをもらってパムッカレ社の営業所へ。
前日に昼食をとった日本食レストランのラム子さんからバナナを頂きました。これは嬉しい。

エフェスへの拠点となる街、セルチュクへ向かいます。

小さな車にのせてもらい、移動開始。
てっきりオトガルまで行って、そこからバスでセルチュクまで向かうのかとおもいきや。

移動開始してからすぐに降ろされた場所は、小さな鉄道の駅。
まさかの列車での移動でした!

おばちゃんに昨日説明されていたはずなんですが、正直英語が全部理解しきれず聞き流していました(笑)

トルコで列車を使うとは全く予定してなかったので、予想外ではあったものの、これはこれで楽しい。
TCDDと呼ばれる国鉄だそうです。

交通費は昨日の支払いにすでに含まれているので、その場で切符を渡されました。

列車が到着するまで待合室で待機することに。
僕らのほかに、日本人の会社員の男性と韓国人の学生がいたのでいろいろ話しました。
社会人の方は結構旅慣れてるらしく、今回はトルコとイランに旅行に来てるんだとか。
韓国人の方はエフェスに行ったあとはまたパムッカレに戻ってもう一泊するらしい。どんだけパムッカレ好きなんだよっていう(笑)

2人ともパムッカレからエフェスのツアーに参加するとのことで、どうやら同じツアーのようです。
正直今日の流れが全体的によくわかってなかったので、この2人に着いて行けばいいかと勝手に安心してましたw

そうこうしてるうちに列車が到着。まだ真っ暗です。

これに乗って、デニズリ〜セルチュクまで移動します。気分は世界の車窓から! まあ眠いのでほとんど寝てましたけど。

9時頃にセルチュクに到着しました。

セルチュクについたらオトガルに移動して、ツアーの人が迎えに来るっていうのはなんとか聞いて理解していたので、そうすることに。
同じツアーかと思っていた2人は別のことを言われていたようなので、どうやら違うツアーだったようです。

ということで私達はオトガルまで歩いて移動。場所が全然わからないのでここでも人に聞きまくりました。
オトガル着。
しかし、パムッカレ社の営業所で、昨日渡されたチケットを見せても首をかしげられるばかり。
そんなの聞いていないぞと言わんばかりです。とりあえず待ってろと言われました。

9:30にツアー開始といわれていたのに、時間になっても迎えが来る気配がありません。
朝からすごく不安です。
とはいえ、どうしようもないので待ち続けると、9:45にようやくツアーガイドのおじさんがネームプレートをもってやって来ました。名前間違えられてたけど・・・

まあ、ひとまず安心。しかし本当このへん適当だなーと。

ツアーの車というのがなんと普通の乗用車。
カッパドキアでのグリーンツアー的なものを想像していましたが、僕らだけのプライベートツアーのようです。

エフェス遺跡

そんなわけでツアー開始!

この日なんですが、天気は曇り。
気温も10度いってるかいってないかくらいで結構寒かったです。

まずは聖母マリアの家。
ガイドの人からまず説明をうけ、そのあとにすこし自由行動。 なんといっても説明を受けるのが僕ら2人しかいないので、この旅行のなかでも一番英語を集中して聞いていました(笑)

結構神聖な雰囲気。

日本の神社のように、願いごとを紙に書いてこの壁にくくりつけるようです。 せっかくなので僕も書いておきました。

ここでばったりさきほど一緒に列車に乗った日本人に遭遇。 どうやらあちらのツアーは10人ほどの模様。 正直そっちに混ざりたかった(笑)

再び別れを告げ、次はエフェス遺跡です。
ガイドさんの英語を頑張って聴きつつ、見学しつつ。

ここにも猫が沢山いました!歴史的遺跡を完全に我が物にしている。

僕らのほかにも、現地のプライベートツアーに参加している日本人の女の子2人組をみかけて勝手に親近感。

エフェス遺跡、かつてのギリシャ時代の面影をあちこちに垣間見ることができます。
図書館や公衆トイレ、神殿や浴場。アゴラとか久しぶりに聞きました。高校の倫理以来w

これは図書館だったっけな。

劇場を見学したときに、外国人の女性の方が突然歌い出しました。

美声があたりに響き渡る。歌い終えると自然と沸き起こる拍手。いいね〜。

そのあとはまた車に乗り、教会跡とかに連れてってもらいました。
正直このへんはあんまり印象に残ってないなー。 寒かったし。
というか自由時間がもっとほしかったというのが本音。

昼食を食べてツアーは終了。

前日に説明されたときは、ツアーは17時くらいに終わるって言われてたのに、13時にはセルチュクのオトガルに戻されてしまいました。

いくらツアー客が僕らしかいないとはいえ、もっとゆっくり見させて欲しかったなあ。

セルチュク散策

イスタンブール行きのバスが22時発なので、なんと9時間も時間を潰さないといけないことに。

しかも雨が降ってきた。ついてない。
とりあえず今朝到着した鉄道のセルチュク駅に向かいました。 駅構内のベンチで雨宿り。

雨は意外と早くやみ、運良く晴れてきました。

そういえば改札とかはないので普通に駅のホームとかには行けます。

線路とかにもいけちゃう。

こういう雰囲気、なんか憧れてたのでテンションあがる!

カメラガチ勢さんたちも集まって写真撮ってました(笑)

ベンチでゆっくりしていると、現地のおじいちゃんに絡まれました。
ものすごく人がよさそうな方なんですが、いかんせん英語な上に声がしゃがれてるので聞き取りづらいw
現地で英語の教師をやっていて、今は通訳の仕事をしているってことはわかりました。
写真撮ってくれっていわれたのでツーショットでとったり。
クッキーをくれたり。

手紙を送ってくれといわれ、住所を渡されました!
でもなんて送ったらいいのわからず、未だに送れてないんだよなあー。

そんな感じでほのぼの会話したあとは、再び行動開始。
特に行くあては無いのですが、時間もたっぷりあるのでセルチュクの街をうろうろしました。
小さい町ですが、雰囲気がよくて気に入りました。人々も休日を楽しんでいるみたい。
駅前の広場では大人たちがボードゲームのようなものをしているのをよく見かけました。

緑の生えている丘のようなものが見えてきたので公園かな?と思い向かってみる。
地球の歩き方の地図によると、聖ヨハネ教会だそう。
金欠なので中には入らず。でも入り口付近だけでも結構満喫出来ました。
なにより天気がよい。さっきまで雨だったとは思えません。

あっという間に街を回りきってしまったものの、まだ時間はたっぷり。

というわけで、街から見えていた小山っていうか丘っていうか、まあそういうのが見える方へ向かってみることにしました。

線路をまたいだ方向で、歩き方の地図の範囲外の東の部分です。

こちら側は街というよりは住宅街で、子どもたちがあちこちで遊んでいました。
まさにのどか、平和。

あまり観光客とかは来ないようで(そりゃそうか)、歩いているだけで目線を集めます(笑)

とくに子どもたちはカメラに興味津々のようで、首から下げていると遠くから「フォト!フォト!」としきりに声をかけてくれます。

カメラを向けて写真をとってあげると大喜び。

データ渡せないのがちょっと悲しい。

サッカーしてる子どもたちも多かったな。

そのまままっすぐ丘の方へ向かいました。 軽い山登りと言った感じ。 鶏やヤギとかもいます。

ここにも子どもたちが。この子たちはかなり やんちゃで、元気いっぱい。

レンズにさわってこようとするので必死に防ぎました(笑)

というか、やんちゃ度がすぎていて、5人がかりで石を投げられそうになりました。
英語が全く通じず、やめろといっても相手が何を行ってるのかさっぱりわからず(笑)

いい年した大学生2人が全速力で子どもたちから逃げる羽目に!

彼らをなんとかふりきって、気づくと頂上まで来ていました。
セルチュクの街を一望!! 遠くには遺跡も見えます。

なんというか、すごく良い所にきたなーと思いました。

実はトルコの旅行の中でも、このセルチュクでの散策はかなり上位にランクインしてます、個人的に。

ヤギ? もいた。

再び丘を下っていきます。来たときとは別の道を通って行きました(さっきの子どもたちに会わないように)。

わりと新しめな公園が見えてきました。
こっちでは女の子たちが遊んでいます。さっきみたいに凶暴じゃなくてよかったw

やっぱりカメラが大好き。

うーん、ピント外してるorz

ベンチに座って休憩しているとだんだん夕方になってきました。

子どもたちとお別れして、駅の方へ戻ります。

駅前の広場が何やら騒がしい。
どうやら、選挙の演説とそのカーニバル的なもので盛り上がっています。
地元の人達が老若男女楽しんで踊ってる。

と、踊ってる人たちのなかにエフェス遺跡で見かけた日本人の女の子を発見。
せっかくなので声をかけてみました。

2人で旅行してるのかとおもいきや、お互い1人で旅行していて、たまたまセルチュクでの行動が同じだったのでこの日に一緒に行動してるんだそうです。

すげえ行動力あるなーと感心してしまいました(笑)
女の子で1人海外って不安じゃないのかと聞いたら、笑顔で「いっぱいいますよー!」って。
お、おう。

2人とも今夜イスタンブールに行くそうなので同じバスかと思ったら、違うバス会社でした。

別れたあとは、街を適当に歩き回って夕食。
アルテミスなんちゃらっていう名前のレストラン(またしてもアルテミス)でムサカを頂きました。
ムサカっていうのはトマトとナスの料理です。パンもついていて8TL。
安くてうまかった。

時間を潰しきれず、22時発のバスですが19:30にはオトガルに行って営業所内に居座らせてもらいました(笑)

仮眠したりPC弄ったりして、ようやくバスが。

この日はすぐに寝ることが出来ました。
前回の反省を活かし、マスクも着用。

さて、最後は再びイスタンブールに戻ります。

続きます。

taitabi.hatenablog.com

E03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2019~2020

E03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2019~2020

  • 発売日: 2019/08/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)