ポカラから2泊3日でショートトレッキングに行ってきました。
下記記事の続きです。 taitabi.hatenablog.com
準備編
登山経験がまともになく、海外ということもあり、ガイドをつけることにしました。
個人でフリーのガイドを雇ったり、ツアー会社を経由したりとやり方はいろいろありますが、今回は現地の会社と事前にやりとりして予約しておきました。
適当に色々と現地の会社をググり、メールで直接問い合わせ。
- 登山初心者なこと
- 年末年始に1泊か2泊でトレッキングしたいこと
を伝えました。
3社に聞いてみて、それぞれ内容を提案してくれたので、その中から値段と条件等を比較して決めました。
結局、Polor Trekking というところにしました。
polartreks.com
ガイド・食事付きで2泊3日で210USD。
デポジットとして事前に一部を送金してくれと言われたのですが、手数料取られるから他に方法ない?と聞いたところ、結局全額現地払いでOK。
トレッキングに向けた装備ですが、リュックはいつも一人旅に使っているバックパックを。
また、ノースフェイスのマウンテンパーカーを入手しました。
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- メディア: ウェア&シューズ
靴は・・・完全に舐めていて、普通のランニングシューズ。
標高2500mくらいと聞いていたのでトレッキングシューズは用意しなかったんですが、これは失敗でした。
靴も結構傷んだし、なにより細かい岩場とかを歩くのが辛かった。
ポカラの宿は一旦チェックアウトし、トレッキングに不要な荷物は小さなリュックにまとめて預けておきました。
宿について
今回滞在したところは電波はほとんど入らず。
最初の宿では一応Wi-Fiはありましたが、めちゃくちゃ不安定でした。
充電は1箇所だけできるタップがありました。
2日目の宿はWi-Fiはなく、電波も圏外。うろ覚えですが充電も確かできなかったはずなので、モバイルバッテリーは必携です。
シャワーも水だけだっり、トイレも和式だったり。 部屋はベッドと毛布があるくらい。
いわゆる山小屋ですね。たぶん。
これは日本でも山小屋にお世話になったことがないので、比較はできません。
私のように登山・トレッキング初心者は、このあたりの設備は事前にガイドに確認しておいたほうが良いと思います。
ルート
ダンプス、オーストラリアンキャンプを経由する、パンチャセのトレッキングです。
あとからGoogleロケーション履歴で確認したルートは下記。
電波が悪くてバッテリ温存のためときどき機内モードにしていたりもしたので、ざっくりです。
1日目が赤、2日目が緑、3日目が青の線になります。
標高でいうと、
出発地点(フェディ): 標高約900m
初日宿泊のポタナ: 約2000m
二日目宿泊のパンチャセの宿: 約2500m
でした。
トレッキング
2018年大晦日に出発。
出発地点のフェディまでは車での送迎でした。道がガタガタ。
午前9時過ぎ、ガイドに連れられて、いざ出発。
初日は約1000mと、結構登ります。
実際、序盤がかなりキツかった。
良い眺め。奥に見える、下の方から登り始めています。
途中でダンプス村を通過しました。
こんなところにも人が住んでいるんですね。学校もありました。
ネパール国旗と、奥に見えるのはアンナプルナの山。
ひたすら登っていったので、写真は少なめです。
最後の急な階段を登りきって、お昼の12時頃にようやくポタナ着!
宿がいくつか並んでいます。このポタナがこの日の宿泊所です。
事前やりとりの時点ではオーストラリアンキャンプに宿泊する予定だったのですが、どうやら宿が取れなかったらしく当日に変更になったと。
うーん、2ヶ月近く前からお願いしてたのになんでやねんと内心思いつつ、まあいいか。
ここがレストランで、その手前の広場からはアンナプルナやマチャプチャレの山々を眺めることができます。
この山々はトレッキング中ほぼずっと見えてるんですけどね笑
それほど高いということ。
着いた場所でネパール紅茶をいただきます。美味しい。
その後は恒例のダルバートで昼食。これも美味しかった。
しばらくのんびり。猫が気持ちよさそうに寝ていました。
その後は荷物を宿に置いて、ビューポイントらしいところまで行って夕方にまた戻ってきました。
牛とか鶏とか犬とか猫とか、いろいろいました。
夕日に照らされる山。どれがマチャプチャレなのかとかはわからない。。
近くの宿にいた、小さい子がかわいいかった。
ビームを打つマネをしたらめっちゃリアクションしてくれました。
夜。
寒いので、レストラン(と呼べるかわかりませんが)の暖炉に集まります。
ポタナは旅行者のトレッカーにはマイナーなのか、外国人観光客は全くいませんでした。
かわりにネパールの若者たちが何人か来ていました。
おもむろにみんな楽器を取り出してセッションを始める。
右奥にいるのが私のガイドのアーロンさん。
彼も即興で加わり、みんなでネパール語で何かを歌っている。
アーロンさん曰く、ネパール人は楽器弾ける人が多いのだとか。
スマホとかもそこまで普及していないと、余暇はやはり音楽に向くのかなあと勝手に想像。
本当かどうかはわかりませんが、楽器弾けるのは素直に羨ましいなあ。
BBQでもみんな楽しげに歌っている。言葉はわからないので雰囲気だけ楽しみました。
やっぱり昔から何もないところで人を繋ぐのは、歌と踊りなのだなあとしみじみ。
三脚はないし寒かったので写真はちゃんと撮っていませんが、星がとても綺麗だった。
ちなみにネパールにはネパールの暦があるようで、私にとってはこの日は2018年最後の日ですが、彼らにとっては別に何でもない日のよう。
一人で大晦日に思いを馳せて新年を迎えました。
かなり疲れたので、翌日に向けて体を休めます(実は新年を待たず、22時頃には寝ました)。
長くなってきたので、次の記事に続きます。
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